「指尖上的中国」工房が公開した「長征道中の紅軍君」のスタンプ集が15日、微信(Wechat)のスタンプショップにひっそりと登場した。全く宣伝を行っていない状態で、12時間後にはダウンロード回数が6000回まで伸びた。18日時点で、このかわいい動きをみせる色鮮やかなスタンプは既に6万回近くダウンロードされており、11万回近く拡散されている。これは、制作チームである中国伝媒大学新聞伝播学部の生徒たちの当初の予想を大幅に超えた。人民網が伝えた。
今回の取り組みは、院生と学部生により結成された制作チームがアイデアからデザインまで全て任された。生徒たちの指導を担当した中国伝媒大学新聞伝播学部の王暁紅教授が、提案したテーマは「共通の思い出を探す」だった。「90後(1990年代生まれ)」の大学生たちにとって、長征は簡単な2文字で、その背景にあるエピソードや精神を感じ取ることは難しいかもしれない。しかし、この年代の人たちは、紅軍の物語を教科書で勉強し、暗唱したことがある。「屈強な紅軍君」のイメージが彼らの幼い頃の記憶に残っていた。様々な意見を検討して最終的に、この「長征道中の紅軍君」が完成したという。
これらのユーモアのあるスタンプ集は、スムーズな動きと、ネット用語を巧みに盛り込んでいるため、高い評価を得た。チームはスタンプがスタンプショップにアップされてから、ネットパブリックオピニオンの統計を取った。95%のネットユーザーから「とてもかわいい」や「このように、長征を記念するのはとても新鮮だ」、「もっとスタンプを作ってほしい」などのコメントが寄せられた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月21日
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