19日、広西チワン族自治区賀州市が、「世界長寿都市」に認定され、正式に世界長寿都市となった。国際人口老齢化長寿化指導委員会の鄒平・副主席と国際地理学連合(IGU)健康・環境委員会のトーマス・クラフト委員長が賀州市に認定書と横額を授与した。人民日報が伝えた。
賀州市の李宏慶市長は、「現在、賀州市には、60歳以上の高齢者が33万4千人住んでいる。このうち80歳以上は高齢者全体の18.5%にあたる6万2千人。百歳以上は458人で、市民の平均寿命は78.01歳に達している」と紹介した。2011年7月、賀州市管内の昭平県は「中国長寿の里」なる称号を授与された。また、14年6月、富川ヤオ族自治県も「中国長寿の里」の称号を得た。さらに15年7月、鍾山県も同称号を授与され、賀州市は、「中国長寿の里」が全県域を網羅している地級都市となった。
専門家チームが行ったフィールド調査によると、賀州市のモニタリングサンプルのうち、92.13%のモニタリングポイントにおいて、空気の質を表す空気質量指数が『最上』レベルを上回った。飲用水には、様々な生物にとって必要な微量元素とミネラルが豊富に含まれている。土壌のセレン含有量は「高(豊富)」レベル(≧0.4mgkg)に達している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年10月21日
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