金融資産管理サイト・■財(■はてへんに穵)がこのほど発表した今年の「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」に関するデータによると、消費者の9割以上が「ダブル11」に対して理性的な姿勢を示している。また、上には親、下には子供がいる「80後」(1980年代生まれ)と比べると、おじいちゃん、おばあちゃん世代に突入している「60後」(60年代生まれ)のほうが一層ショッピングに熱意を示しており、「爆買い」の新しい主力となっている。 北京日報が報じた。
「私の『買い物かご』には、ダウンジャケット2着、炊飯器1台、それにスリッパが入っている……」。昨年退職したばかりという向さん(女性)もネットショッピングにはまっている。向さんがネットショッピングを始めたのは2015年。昨年、退職した向さんは娘にそのやり方を教えてもらい、夢中になったという。家にあるティッシュ、コーヒーカップ、テーブル、モバイルバッテリー、ポット、給水機などは全てネットで買ったものという。
70後(70年代生まれ)、80後、90後(90年代生まれ)と比べると、60後はこれまでネットショッピングとはあまり関わりがなく、ユーザーに占める割合が小さいグループと見られてきた。しかし、最近のデータは、そのような状況が大きく変化していることを示している。■財のデータによると、15年の「ダブル11」において、60後のグループの一人当たりの支出は80後より42.8%多かった。さらに、今年の「ダブル11」の同グループの一人当たりの予算は5013.35元(約7万7700円)以上と、回答者の8割の平均予算の3000元(約4万6500円)を大きく上回った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月7日
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