国防部(国防省)ウェブサイトによると、国防部報道局は7日、中韓防衛交流などの問題について記者の質問に答えた。
【記者】韓国聯合ニュースの報道によると、韓国国防省の担当者は、韓国国防相の訪中や韓中防衛戦略対話を予定通り年内に行うのは困難だと述べた。別の報道は、韓国防衛当局との交流に中国側が消極的である大きな原因として「THAAD」の問題を挙げた。これについてコメントは。
【国防部報道局】中国側は中韓両軍関係の発展を重視しており、互いの安全保障上の利益を尊重することを基礎に、韓国側と防衛分野の交流や協力を行いたいと考えている。米国によるミサイル防衛システム「THAAD」の韓国配備の問題に関しては、断固反対という中国側の立場は明確で、変わることはない。韓国側が両軍関係の発展が得たこれまでの成果を大切にし、地域の平和・安定と両国民の根本的利益の観点から、中国の戦略安全保障上の利益に関わる問題を慎重に扱い、両軍関係の順調な発展のために環境を整えることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月9日
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