学校の給食をどんなメニューにするか、保護者が自ら決めることが可能となった。このほど、南京のある小学校では給食のメニューを選択できるスマホアプリが導入された。毎週水曜日から金曜日に、保護者と子供は自宅でこのスマホアプリを使って、次の一週間の給食メニューを決めることができる。自分の好きなメニューを選ぶことができることから、多くの学生がこの方法に大変満足している。
現在、保護者はこのスマホアプリでAセットとBセットからメニューを選ぶことができる。以前の単一的なメニューと比較すると、より選択肢が増え、子供の好き嫌いによる食べ残しを減らすことができる。
また、選択肢が増えただけでなく、子供の食事の栄養摂取量を記録し、栄養バランスをグラフの形でスマホ上に表示させるというアプリ機能により、保護者は子供の食事を把握し、子供の健康管理をしやすくなったという。
同小学校では今後、A、BセットのほかにC、D、Eセットの提供を予定している。学生たちにさらに選択肢を与えると同時に、アプリの機能改善にも取り組む予定だという。例えば、子供が食べた昼食のデータを分析し、保護者に夕食のメニューを提案する機能などだ。このように、子供の食事を科学的に分析し、より栄養バランスの取れたメニューにしていくという。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月15日
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