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2016年11月16日  
 

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なぜ「ダブル11」に買いまくるのか? 心理カウンセラー「子供時代の欠乏感が原因」

人民網日本語版 2016年11月16日08:39

もともとは普通の日だった11月11日が、店側の戦略によって「全国民ショッピングデー」となった。「爆買い」という行動は、一体どのような衝動から起こるものなのだろう?人々がこれほどにも買い物にのめり込む理由は何なのだろう?科技日報が伝えた。

○快感がもたらされる

ブランド物の洋服、腕時計、ノートパソコン、携帯などを最初に手に入れた時に感じる喜びを、覚えているだろうか?物を買うことは快感であり、快楽をもたらす行動だ。

重要なのは「何を買うか」ということではなく、「買う」というプロセスなのだ。物を買うことは、我々に資源面での満足感をもたらす。つまり、「私は物を買うことができる、所有することができる、自分を満足させることができる」ということの証明となる。このように資源を得て満足するという行為は生物学的にみると、我々の大脳にある快楽中枢を刺激して、人に快楽や喜びをもたらす神経伝達物質「ドーパミン」の分泌を促し、我々はそれによって快感を得る。この種の快楽は、食べ物・セックス・精神刺激物質(アルコール、煙草、麻薬など)によってもたらされる快感と同様、報酬回路によって得られる。

○「焦燥感」を和らげる効果

買い物は、飲食・観劇・ゲームなどと同じで、自分の注意を他にそらすことで、自分が抱いている焦りの気持ちを和らげ、解消するという効果がある。焦燥感を生理的メカニズムから見ると、焦燥感から人は衝動的行為に駆り立てられ、その行為が実際に行われると、焦燥感は適切に緩和される。多くの女性にとって、買い物という行為は、焦燥感を素早く抑えるための有効な方法となっている。気分がすぐれない時、スマホでオンラインショップにアクセスすれば、いつでもどこでも買い物で憂さ晴らしをすることができる。


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