在イスラエル中国大使館は、すぐさまI級緊急時対応措置を発動し、大使館ウェブサイトと微信(Wechat)上で緊急情報を発表。ただちに被災地にいる中国人の状況を把握した。その後、大使館は、被災した多くの中国人留学生がハイファ大学とイスラエル工科大学におり、支援を待っている状況であることを確認した。
大使館はすぐさま両大学に連絡を取り、協力活動を開始し、ハイファに救援チームを向かわせた。現場に到着した救援チームは、被災した留学生を落ち着かせ、速やかに避難させた。当日、150人以上の留学生が、中部の都市・テルアビブまで安全に避難した。留学生の中には、香港地区からの学生が2名、台湾地区からの学生が1名含まれていた。
中国大使館がこのように迅速に救援活動を行ったのはこれが初めてではなく、今回も再びネットユーザーからの称賛を集めることとなった。中国人留学生の賈興龍さんは、微信のソーシャル機能「モーメンツ(原語:朋友圏)」上に、「この間のニュージーランド地震でも、祖国による救援活動に多くのコメントが集まった。心から祖国に感謝すると同時に、自分が中国人として生まれたことを深く誇りに感じている」と投稿した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月28日
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