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上海で16日から最新日本映画集めた「日本映画展」スタート (3)

人民網日本語版 2016年12月06日15:11

その他、巨匠・是枝裕和監督を師匠とし、日本で最も才能ある女性映画監督との呼び声が高い西川美和監督がメガホンを握った「永い言い訳」では、亡くなった妻がもう自分を愛していなかったと知った主人公の作家が絶望感に襲われ、自堕落な生活へと転落していく様子を描いている。日本で「イヤミスの女王」と呼ばれる作家・湊かなえのベストセラー小説を原作とした「少女」は、少女の複雑な心の世界を描いている。

名匠・東陽一監督(82)がメガホンを握り、中国の映画ファンの間でも人気の女優・常盤貴子が主演を務めた、求めあい、ねじれゆく男と女のサスペンス「だれかの木琴」や、中村義洋監督がメガホンを握り、豪華俳優陣による江戸時代を舞台にしたコメディ「殿、利息でござる!!」も上映される。

邦画は長い歴史を誇り、これまでに、黒沢明監督や小津安二郎監督など、世界でも高い評価を受ける巨匠を生み出し、世界の映画史上にも大きな影響を与えてきた。中国にも、邦画のファンが多く、毎年開催される上海国際映画祭では、そのチケットが入手困難になるほど人気となる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年12月6日


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