就職情報サイトの58同城網招聘が4日に発表した2016年の都市部サービス業高所得番付のデータをみると、一線都市では食品配達員の平均月収が6829元(1元は約16.5円)に達したという。「京華時報」が伝えた。
同データによると、高所得の上位10職種は、マッサージ技術者、スポーツジムのコーチ、出産直後のママと赤ちゃんの世話をする月嫂、自動車修理工、美容師、空調設備工、宅配便配達員、食品配達員、運転手、コックだった。所得が最も多かったのはマッサージ美術社で月収1万7669元に達した。データをみると、北京、上海、広州、深センの一線都市では、食品配達員の月収が6829元に達し、宅配便配達員は7028元に達した。
同データによれば、16年の第1~3四半期(1~9月)には、マッサージ技術者とスポーツジムのコーチの所得が上昇幅で上位に並んだ。上海ではマッサージ技術者の平均月収は1万7669元に上り、前年同期比26.5%増加した。
相対的にみて、スポーツジムコーチと月嫂の職場環境は比較的安定しており、文字通り風雨にさらされることはない。だが新生児の世話をする月嫂は大きな責任を引き受けなければならず、一瞬の気のゆるみで、収入がゼロになる可能性もある。
同サイトの責任者・劉侃さんは、「宅配便配達員、食品配達員、月嫂の月収が1万元を超えていることだけをみて、その背後にある大変さを全く知らない人が多い」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月5日
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