第13次五カ年計画期間中(2016−20年)、粒子状物質目標未達の地級以上都市の濃度を累積で18%引き下げ、2020年までに、地級以上都市の大気品質の優良日数を8割以上とするといった「第13次五カ年計画生態環境保護計画」が5日、正式に発表された。同計画は12項目のノルマを設けており、五カ年計画のノルマに初めて盛り込まれた、環境品質の8項目が含まれる。
この12項目には、地級以上都市の大気品質の優良日数、粒子状物質目標未達の地級以上都市の濃度、地表水の水質などが含まれる。
中国環境保護部(省)の趙英民副部長によると、第13次五カ年計画期間中の生態環境保護の全体方針・目標は、環境品質の改善を軸としている。同計画は、品質管理の深化、大気・水・土壌3大行動計画の全力実施、大気・水・土壌3大汚染防止行動計画の予定表の作成を打ち出したということだ。
同計画はさらに、実施状況を定期的に観測・評価すると明記。2018年末に中期評価を、2020年に期末審査を行い、その結果を国務院に報告し社会に公表する計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月6日
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