現在、北京首都空港の出入国地点では、海の彼方からやってきた小包が検査機器に速やかに粛々と運ばれていく光景がみられる。大部分を占める開封検査の必要がない小包はものの数分で通関手続きを終え、宅配便企業に引き渡されて消費者の元へ届けられる。同空港の出入国地点は北京市民が海外通販で購入した商品の主な入国窓口で、アマゾンをはじめとする100社近い通信販売企業が税関に登録してここで越境EC業務を展開している。
北京税関は出入国越境EC公共情報プラットフォームを利用して、スピード通関を実現し、越境ECの貨物の事前申告や税金の一括支払いなどを実現し、越境EC税関監督管理倉庫に検査機器ラインを設置した。貨物は飛行機から下ろされ、分類されると、すぐに倉庫内のラインに乗せられて「自動選別」され、開封検査の必要がないものはただちに倉庫を通過して配達の段階に進むようになっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月9日
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