2016年12月8日  
 

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人民網日本語版>>経済

中国の大学生は金欠病か? 低くない消費水準

人民網日本語版 2016年12月08日08:27

大学生の消費力といえば、それほど高くないと考える人は多いが、果たして本当にそうだろうか。中国新聞網が伝えた。

▽出費は少ない? 大学生の消費額は平均2万元近く

最初に1組のデータを見てみる。上海交通大学が発表した「2015年中国大学生消費行動・ブランド認知報告」によると、中国人大学生の一人あたり年平均消費額は2万元(1元は約16.6円)に迫り、消費総額は6千億元に上るという。

国家統計局がまとめたデータをみると、2015年の都市部住民の一人あたり平均消費額は2万1392元で、農村部は9223元だった。

菜烏網絡科技有限公司が阿里研究院と共同で発表した「キャンパスの宅配便産業発展報告」によれば、15年に大学で配達された宅配便は全国の総量の約6%を占め、大学生は一人あたり年平均16個の宅配便を受け取り、大学約2千校のネット通販の一人あたり平均購入額は1100元だった。このうち1500元に達したところが211校。1650元に達したところが985校だった。

▽計画性なし 消費計画を立てる学生はわずか9.9%

大学生の消費能力は低くない。それではいったい何にお金を使っているのだろうか。前出の「2015年中国大学生消費行動・ブランド認知報告」の調査結果をみると、飲食費が主な支出項目で、全体の約54.1%を占めた。次は衣類の11.1%、日用品の10.8%が続き、社交・娯楽は7.7%で4位だった。


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