「2017年国民経済・社会発展統計コミュニケ」が2月28日に発表された。関連のデータによると、2017年の中国の国内総生産(GDP)は前年比6.9%増加して82兆7千億元(1元は約16.8円)に達し、世界経済に占める割合は約15%で世界2位になった。「北京日報」が伝えた。
同統計によると、17年の中国のGDP増加率は6.9%、規模は82兆7千億元。年間平均レートによりドル換算すると12兆ドル(1ドルは約106.7円)で、世界経済に占める割合は約15%に達し、5年前より3ポイント以上上昇し、世界2位になった。経済の伸びは1兆2千億ドルに相当し、これは16年のオーストラリアの経済規模に匹敵する数字だ。
17年末現在、中国の外貨準備残高は3兆1399億ドルに達し、前年末比1294億ドル増加し、世界一だった。一年間の穀物生産量は6億1791万トンで、5年続けて6億トンを超えた。新規着工または改修がスタートした高速道路は6796キロメートル、新規着工の高速鉄道の営業キロは2182キロメートル、増設された光ファイバーは705万キロメートルに上り、中国には世界最大の高速道路網、高速鉄道網、モバイルブロードバンドネットワークが構築された。
経済力が躍進を続けると同時に、経済発展の歩みが安定して力強いものになり、経済運営の安定性、強靱性、包摂性が目立って強化された。データによると、17年末の全国の失業率と大都市31ヶ所の失業率はいずれも5%を下回り、数年ぶりの低い水準になった。通年の消費者物価指数(CPI)は前年比1.6%上昇し、年間目標を達成した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月1日
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