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中国「80後」、「90後」の住宅所有率7割 世界最高

人民網日本語版 2017年04月10日14:45

英HSBCの調査から、中国の「ミレニアム世代」の7割が自分名義の住宅を所有しており、住宅所有率は世界最高であることが明らかになった。また、残り3割の91%は今後5年以内に住宅購入を計画しているという。新華社が伝えた。

欧米で「ミレニアム世代」あるいは「ジェネレーションY」と呼ばれている世代は、中国の「80後(1980年代生まれ)」と「90後(1990年代生まれ)」にほぼ相当する。

英BBC放送の6日付報道によると、HSBCは世界9ヶ国に住む約9千人のミレニアム世代を対象とした調査を実施した。その結果、中国の「ミレニアム世代」の住宅所有率は70%に達し、世界最高だった。第2位以下は順に、メキシコ(46%)、フランス(41%)、米国およびマレーシア(いずれも約35%)、カナダ(34%)、英国(31%)、オーストラリア(28%)、アラブ首長国連邦(26%)。

また、調査によると、住宅を所有していない若者のうち、「今後5年以内に購入したい」とした人は83%に達した。そのうち、購入意欲が最も高かったのはメキシコとマレーシアでともに94%、中国は91%でそれに続いた。一方、フランスの若者で、「将来住宅を購入したい」と答えた人は69%にとどまった。

2020年までに、中国では男性の数が女性を3千万人上回ると見込まれる。中国の親の多くは、「息子が住宅を持っていれば、伴侶探しに有利となる」と考えている。

しかし多くの「ミレニアム世代」は、住宅が欲しくとも購入できないのが現実である。なぜなら、住宅価格の上昇スピードが収入アップの速度をはるかに上回っているからだ。IMF(国際通貨基金)の統計データによると、2016年、英国の住宅価格上昇率は7.5%だったが、今年の賃金上昇率は1.9%と予想されている。

また、調査では、子供の住宅購入を援助する親の割合は、アラブ首長国連邦が最も高く50%に達した。メキシコ(41%)と中国(40%)がこれに続いた。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年4月10日

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