中国鉄路総公司が主導する、時速250キロの中国標準高速鉄道車両「復興号」の技術案募集報告会が25日、上海市で開かれた。これは時速250キロ版復興号の開発作業が正式に始まり、復興号ファミリーに新たなメンバーが加わることを意味する。光明日報が伝えた。
今回開発される時速250キロ版復興号は、「和諧号」と比較すると4つの進展を成し遂げることになる。
1.全面的な自主化
ソフトとハードのすべてを自主設計・製造し、型式を指定する。完全に独自の知的財産権を持つ。
2.性能の向上
車両は運行中の空気抵抗やエネルギー消費、騒音などの指標でもさらに優れ、安全モニタリングがより全面的で、車両の耐用期間が長い。
3.さらなるスマート化
列車のスマート化状態の管理、メンテナンス、サービスを実現する。
4.中国標準の採用
中国の鉄道運用環境とその需要を結びつけ、列車の操縦・運用・メンテナンスの統一を実現する。メーカーの異なる列車でもつなげて運行できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn