中国コートジボワール援助農業技術協力チームが栽培した新型稲が21日、コートジボワール国際農業・牧畜業製品展覧会2017に登場した。中国の稲は同展覧会の主役となり、現地の人々の多くが足を止め、見学していた。新華社が伝えた。
コートジボワールのSangafowa Coulibaly農業大臣は、中国の稲の品質と生産量を高く評価し、中国農業専門家の努力に感謝の意を示した。また両国の農業協力が、さらなる段階に進むことを信じていると表明した。
コートジボワールでは、中国の稲栽培技術を利用する稲作農家が増えており、食糧の安定生産と高生産が実現されている。統計データによると、アビジャンから180キロ離れたエリアで、両国は長年に渡り農業技術協力を展開し、現地稲作農家の収入が増加している。
中国コートジボワール援助農業技術協力チーム長の郭長友氏によると、同展覧会で中国の稲が展示されるのは今回で2回目。出展品種は「CY2」と「CG11」で、高品質・高生産という特長を持つ。また今年はさらに、黒い稲の品種が特別に展示された。
駐コートジボワール中国大使の唐衛斌氏は先ごろ、「両国は農業科学研究、農業機械化、稲優良品種の栽培、人材研修などの協力を掘り下げ続けている。現地の農業発展を促進し、2018年に食糧自給自足を実現するという目標の達成を支えている」としている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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