「人類運命共同体の構築、素晴らしい世界の共同建設:政党の責任」をテーマとする「中国共産党と世界政党の上層部対話」が11月30日から12月3日まで北京で開催され、成功を収めた。習近平中共中央総書記は開幕式に出席し、基調演説「より素晴らしい世界を手を携えて建設」を行った。対話閉幕後、宋涛中共中央対外連絡部長が人民日報の単独インタビューに応じ、対話の成果を紹介した。
宋氏は「各国政党の指導者は会議のテーマをめぐり、率直で誠意ある踏み込んだ交流を行い、人類運命共同体を構築し、素晴らしい世界を共同建設する方法、及び政党の責任と役割について広範な共通認識にいたり、政党の思想と知恵を体現する『北京イニシアティブ』をまとめた」と指摘。次の3点を挙げた。
(1)習総書記の基調演説を高く評価した。各国政党の指導者は習総書記の基調演説について、中国共産党の世界観、価値観、発展観、ガバナンス観を深く反映し、中国の指導力と大国としての責任感を体現しており、国際的な共通認識を一層強化し、各者の力を団結し、グローバルな試練に共同対処するうえでプラスであり、人類運命共同体の構築、より素晴らしい世界の建設の推進にとって力強い原動力になるとの認識で一致した。
(2)習総書記が中国を指導して得た歴史的成果を強く是認した。各国政党の指導者は中国の得た歴史的成果について、習総書記を核心とする中国共産党の力強い指導のたまものであり、習総書記の戦略的視点と卓越した才能のたまものであるとの認識で一致した。第19回中国共産党大会の理論・実践革新の成果は、他の国々の政党にとって重要な参考となるものであり、中共が中国の知恵を各国政党とさらに多く分かち合うことを希望するとした。
(3)中国による一層の政治的リーダーシップの発揮を強く期待した。各国政党の指導者は中国について、国際社会の中心へと急速に向かっており、その行動と発言の1つ1つが世界的影響をもたらすとの認識で一致した。世界が共通して直面する難題と試練の解決には、なおさらに中国の知恵と力が不可欠であり、中国共産党と中国が国際社会で一層のリーダーシップを発揮することを期待するとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月4日
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