李克強総理　ロシアのメドベージェフ首相と会談

国務院の李克強総理は現地時間の1日午後、ロシア・ソチのラディソン会議センターで、同国のメドベージェ首相と会談した。

李総理は、「目下の世界経済が復興し、貿易が回復する背景の中で、中国とロシアはチャンスをつかまえ、貿易投資の自由化と円滑化を促進しなければならない。相互補完の優位性をよりよく発揮し、エネルギー、投資、航空、宇宙などの戦略的大型プロジェクトでの協力を引き続き推進し、科学技術革新分野での協力をさらに開拓し、中小企業と地方との協力の潜在力を喚起し、人的・文化的交流を密接にし、中国・ロシア間の実務協力の質向上・バージョンアップを促進しなければならない。上海協力機構（SCO）プラットフォームの役割を引き続き発揮させ、地域の運命共同体を共同構築し、世界の開放的で包摂的な発展と恒久平和を促進するために知恵とパワーで寄与しなければならない」と述べた。

メドベージェフ首相は、「ロシアと中国はトップの頻繁な交流を維持し、実務協力が絶えず進展を遂げている。このことは、ロシアと中国の全面的な戦略的協力パートナーシップが高い水準にあることを十分に示すものだ。ロシアはこのたびのSCO加盟国の政府首脳（首相）理事会第16回会議が積極的な成果を獲得したことをうれしく思う。ロシアは中国とともに両国関係の発展を推進していきたい」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年12月3日