120余りの国、300近くの政党と政治組織の指導者が北京に集まり、「中国共産党と世界政党の上層部対話」で「人類運命共同体の構築、素晴らしい世界の共同建設:政党の責任」について交流、議論する。中国新聞社が伝えた。
第19回中国共産党大会後初のホームグラウンド多国間外交活動である今回の対話に外部は大きな期待を寄せている。
中共と世界政党の発展の面から見ると、2つの「初」がその先駆性を際立たせる。中共にとって初の世界の様々な政党との上層部対話であり、出席者数が最多の初の世界政党指導者対話でもある。
中国国際問題研究院の阮宗沢副院長によると、先駆性の背景にあるのは先導性だ。中国側が今回設けた対話の場は世界に対する貢献であり、とりわけ人類運命共同体の構築を後押しするうえで明らかな先導的役割を持つ。
中共中央対外連絡部の郭業洲副部長によると、中国側は第19回党大会の精神の全面的な紹介を基礎に、世界各国の政党と共に協議し、平等に交流して、人類社会が直面する発展の難題と共通の試練に対処し、手を携えて人類運命共同体を構築するために、さらに多くの原動力と知恵を結集する。
「人類運命共同体はみなが共に努力奮闘して初めて構築できる。そして政党はその中で非常に重要な役割を果たす」。阮氏によると、対話の場を設けて様々な政党との交流を強化することは、相互理解と一体感を強化する助けになる。これは人類運命共同体の構築にとって不可欠で非常に重要な事だ。
今回の対話は開幕式、全体会議、閉幕式の他、「新時代の中国共産党と世界」第19回党大会精神特別シンポジウム、「政党建設の強化:政党の挑戦と未来」「素晴らしい国の建設:政党の実践と経験」「『一帯一路』共同建設:政党の参加と貢献」「人類運命共同体の構築の先導:政党の役割と責任」をテーマとする4つの分科会を開くなど内容豊かだ。
外国の政党指導者の一部は中国共産党中央党校の見学、大型成果展「錬磨奮闘の五年」の見学も行う。
豊富で多様な日程は、参加者に中共が成功した方法と理由を知る直接の「素材」を提供すると専門家は指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn