第1回「南南人権フォーラム」が7日に北京で開幕した。習近平国家主席は書面で祝辞を寄せ、フォーラム開催を熱烈に祝い、「世界の人権事業の発展には数多くの発展途上国の共同努力が不可欠だ。国際社会が公正・公平・開放・包摂の精神に基づき、途上国の人々の願いを尊重し、反映させ、途上国の人々がより十分な人権を享受する後押しをし、全人類の共同繁栄・発展を実現することを希望する」と強調した。
習主席は「誰もが人権を十分に享受することは、人類社会の偉大な夢だ。近代以来、途上国の人々は民族の解放と国家の独立を勝ち取り、自由と平等を獲得し、尊厳と幸福を享受し、平和と発展を実現するために、長期の闘争と努力を行い、世界の人権事業の発展に重大な貢献をしてきた」と指摘。
「中国共産党と中国政府は人民中心の発展思想を堅持し、常に人民の利益を最重要視し、人民の素晴らしい生活への憧れを奮闘目標にし、中国人民の各基本的権利の尊重・保障水準を高め続けてきた。先般の第19回中国共産党大会は中国発展の雄大なビジョンをまとめた。これは必ず中国の人権事業の発展を力強く推進し、人類の進歩の事業に新たな一層の貢献を果たす」と強調した。
習主席はまた「現在世界の人口は途上国が80%以上を占める。人権事業は各国の国情と国民のニーズに従い推し進めなければならない。途上国は人権の普遍性と特殊性の結合という原則を堅持し、人権保障水準を高め続けるべきだ。中国人民は数多くの途上国を含む世界各国の国民と一致協力し、協力によって発展を促進し、発展によって人権を促進し、人類運命共同体を共に構築することを望んでいる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月8日
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