世界気象センター(北京)が16日、正式に設立された。これは中国の気象予報業務能力が全体的に世界トップ水準に達したことを意味し、中国の世界の気象舞台における存在感や国際的な影響力、世界への貢献を強く反映している。科技日報が伝えた。
世界気象センターは世界気象機関(WMO)が認める世界の中心的な気象予報・予測業務機関だ。中国気象局は昨年5月12日に世界気象センターに認定された。これにて中国は発展途上国のうち、唯一「世界気象センター」の称号を持つ国になった。
WMOの要求によると、世界気象センターは世界各国向けにリアルタイムで気象予報・予測活動を展開し、安定的かつ豊富で高品質な切れ目のない天気と気候の分析、予報・予測指導商品を提供する必要がある。また国際気象予報技術研修や技術交流などの活動を中心になり展開する。
世界には8つの世界気象センターがある。WMOは1967年の第5回大会で、米国、ロシア、豪州の3つの世界気象センターを認定した。ヨーロッパ中期予報センター、英国、カナダ、日本は中国と共に、昨年開かれたWMO第69回執行理事会で世界気象センターに認定された。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月17日
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