商務部(商務省)が16日に発表したデータによると、2017年に全国で新たに設立された外資系企業は3万5652社に上り、前年比27.8%増加した。実行ベース外資導入額は8775億6千万元(1元は約17.2円)に上り、同7.9%増加し、通年の外資導入規模が過去最高を更新した。12月単月の外資系企業新規設立数は4837社で前年同期比36.5%増加し、実行ベース外資導入額は739億4千万元で同9.2%減少した。
同部の説明によると、中国は過去5年間、中国市場に進出する際の内国民待遇にネガティブリストを加えた管理制度の実施を模索し、外資分野の「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)を掘り下げて進め、管理体制の重大な変革を実現して、外資導入規模が安定的に増加した。また、外資の産業構造が持続的に最適化を遂げた。ハイテク産業の実行ベース外資導入額が同61.7%増加し、全体の28.6%を占め、16年末を9.5ポイント上回った。外資の地域配置も持続的に最適化を遂げた。17年は中部地域の実行ベース外資導入額が561億3千万元に達して、同22.5%増加した。西部地域の外資系企業新規設立数は同43.2%増加し、市場主体の活力が一層かきたてられるようになった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月17日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn