18日に行われた山東省科学技術活動会議で発表された情報によると、山東半島を国際的な影響力を備えた海洋科学技術革新センターへの育成を加速させることを決定した。会議は今年の全省科学技術活動を手配する際に、山東半島国家自主革新模範エリアと黄河デルタ農業ハイテク産業模範区の建設を全面的に加速させ、複製・普及可能な現代農業発展新モデルを模索することを指摘。また山東省科学技術部門は「科学研究院(所)により大きな自主権」を与えることで、より効果的でフレキシブルな現代科学研究院(所)管理モデルを模索しようとしている。科技日報が伝えた。
海洋科学技術革新センターを「世界クラス」と位置づけることには、理由がある。青島海洋科学・技術国家実験室が対外的に発表した「世界海洋科学技術革新指数報告書(2017)」によると、中国の海洋科学技術革新指数は世界6位となっている。海洋におけるトップの省である山東省の海洋科学研究能力は、全国の半分を占めている。その省内でもトップとなっている青島市には、全国の海洋教育及び科学研究機関の3割以上、海洋関連科学研究者の5割、海洋関連高級専門家・院士の7割が集まっている。海洋科学研究の優位性を海洋経済の優位性に十分に転化することで、世界クラス海洋科学技術革新センターを築く基礎を固めることができるとした。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月22日
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