門頭溝区第16回人民代表大会第4回会議で10日発表された情報によると、中関村AI科学技術団地が北京市門頭溝区に入居し、建設されることになった。スマート基礎産業やスマート中核技術産業、「スマート+」産業という3レベルの産業体系を構築していく。北京青年報が伝えた。
責任者によると、同団地は中関村京西建設発展有限公司が企画と建設並びに同団地の運営を担当する。同団地は門頭溝新城の長安街の西端で、西山の麓、永定河沿いに位置する。最寄り駅はレール交通S1線・栗園荘駅。計画中の敷地面積は54.87ヘクタール、産業建設用地の面積は22.22ヘクタールで、建築総面積は59万6200平方メートルとなる。
3レベルの産業体系は、同団地の特徴となっている。スマート基礎産業には同団地が持つ超高速ビッグデータとクラウドコンピューティング、IoTが含まれる。スマート中核技術産業には、音声・視覚・生体認証、ディープラーニングなどのAI中核技術が含まれる。「スマート+」産業は、AIを中心とするスマート応用総合サービス業で、将来的に同団地の中心産業になるとみられている。
同団地は年末まで投資総額約20億元(1元は17.16円)をかけた土地1級開発作業を終え、3−5年以内には産業建築物の建設を終え、その投資総額は138億元を予定している。竣工後の入居企業数は約400社、年間生産高は約500億元に達する見通し。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月12日
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