中国で無人コンビニエンスストア、無人ラックなどの無人サービスの提供がスタートしたのとほぼ同時期に試験開業した、米インターネット通販大手アマゾンの無人コンビニ「アマゾン・ゴー(Aamazon go)」は、14ヶ月の試験期間を終え、このほど、正式に一般向けに開業した。
「アマゾン・ゴー」はアマゾン初の自動支払い可能な小売店で、消費者は列に並ぶ必要も、レジで決済する必要もない。同店舗はアマゾンのシアトル本社内にあり、敷地面積は約170平方メートル。
アマゾンは自動運転技術で用いられる、最先端コンピュータビジョン・ディープラーニングやセンサー融合等の技術で、消費プロセスを簡略化させ、レジで支払うプロセスを完全撤廃した。消費者は「アマゾン・ゴー」専用アプリを事前にインストールする必要がある。買い物完了後は1回スキャンをするだけで、商品を持って退店が可能となる。「アマゾン・ゴー」入店時に自動改札のようなゲートにかざすと、商品を棚から取ったり戻したりする動作をセンサーやカメラが認識し、持ち去った商品だけが退店後に自動的に課金される。
業界関係者は「アマゾン・ゴー」について、「キャッシュレス社会のブームを牽引する店舗となった。インターネットの各分野への普及は、未来型の小売スタイルを徐々に実現へと導いている」と話した。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月25日
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