iPhone Xを寒い日に使用すると、ディスプレイの反応が鈍くなるとは本当だろうか。アップルは13日に、この現象が生じうることを裏付け、ソフト更新により解消できる問題だと表明した。北京青年報が伝えた。
この問題が最初に報告されたのは、海外の掲示板。あるユーザーは、気温が0度ほどになると、iPhone Xがすぐに作動しなくなると報告した。すべてのユーザーがこの問題を報告しているわけではないが、あるユーザーは、「携帯電話を急にマイナス1度の屋外に出すと、すぐに反応しなくなる。3-5分後には正常に作動するようになる。この問題に困っている」とコメントした。
アップルはこの問題について「iPhone Xのディスプレイの反応が鈍るのは、主に気温が急激に下がった場合だが、数秒後には正常に使用できるようになる。これはソフト更新により解消できる問題だ」と表明した。
アップルは間もなくリリースする「iOS 11.2」でこの不具合を修正する予定だ。アップルは「iOS 11.1.1」をリリースしたばかりで、これにはキーボードとSiriの誤作動の修正が含まれる。別の情報によると、アップル公式サイトは自社製品の操作環境について、iPhone、iPad、iPod、Apple Watchの最良の操作環境を0-35度としている。MacBookは10-35度。中国北方の一部地域では、気温がすでにマイナス10度以下になっており、iPhoneの操作に適した気温を下回っている。
このような寒さによる問題のほか、海外のネットユーザーはディスプレイの縁に、細長い緑の線があり、「普通に使用できるが、気分が悪い」と報告している。またあるユーザーは携帯電話の音声を最大に調整すると、雑音が入ると報告している。アップルはこのような問題が存在するかについて、まだ正式に回答していない。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月14日
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