1980年代初めから1990年代中盤に生まれたいわゆる「ミレニアル世代」は、その上の世代の人々に比べて肥満になりやすいことが、イギリスのボランティア機関「英国癌研究所」がこのほど発表した報告から明らかになった。ロシア紙スプートニクの報道を引用して中国新聞網が伝えた。
研究によると、ミレニアル世代のうち、35歳から44歳の間に体重が基準値をオーバーする可能性が高い人の割合は7割を上回っている。一方、1945年から1955年の間に生まれた人については、この割合は50%にとどまっている。
報告は、「この結果は、ミレニアル世代が肥満の影響を最も受ける事実を物語っている」と指摘している。
研究グループのメンバーであるリンダ・ボールド氏は、「ミレニアル世代は、健康的な飲食習慣にこだわると世間では認識されているが、バランスの取れた食生活に勝るものはない」と指摘している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年2月27日
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