春節(旧正月、今年は2月16日)に合わせた連休期間中というと、これまでは1年の中でも宅配便業務が最も少ない時期であったものの、中国国家郵政局によると、今年の春節の連休期間中(2月15-21日)における業界全体の荷物取扱量は合わせて6822万個と、1日当たり平均975万個だった。業務量と72時間以内の配達完了率は昨年を上回った。消費者からのクレームも落ち着いており、業界も安定して秩序だって業務を行っており、連休中の配達ニーズが満たされた。北京日報が報じた。
春節期間中、多くの宅配員が帰省したため、宅配業者も祝祭日モードに入り、中国の1日当たりの宅配便取り扱い量も普段の「億単位」から、1千万個以下まで減った。
郵政業の安全管理システムによると、中国郵政国際スピード郵便(EMS)、順豊、京邦達(京東傘下)、品駿(唯品会傘下)の4企業の業務量が全体の85%を占め、春節中の絶対的主力となった。うち、中国郵政EMSは仕分けの時点で、大きなクライアントの荷物はひとまとめにして直接送り、配送ではスマート宅配ボックスを十分活用した。順豊は、事前に取り扱い量を予測して業務を手配した。京東物流は、当日配達サービスを実施したほか、社会の提携パートナーに入庫、仕分け、配達サービスを提供した。品駿の宅配員3万人は、唯品会のユーザーが連休前に購入した商品を全て配達し、連休中に注文された商品も約束時間内に配達した。
順豊、EMSなどの宅配便企業は春節期間中、特別料金として10元(約170円)を徴収した。連休が終わり、宅配料金は平常通りに戻っている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月24日
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