平昌冬季五輪開幕前に選手村を取材した。国際エリアのスポンサー体験館で世界各地の選手と共に「科学技術版平昌冬季五輪会場」を体験した。椅子に座りわずかな個人情報を入力してブレスレットを装着するだけで、VRゴーグルにより平昌冬季五輪のすべての会場を見ることができる。まるでその場にいるような、上空から俯瞰するような体験をすることができる。また続いて同じ設備で高山でのスキーのスリルを楽しんだ。この設備を通じて、観客はスノーボードやスキーなどのゲームを楽しむことができる。光明日報が伝えた。
毎朝食事をするためメディア向けの食堂に行くと入り口で真っ先に出迎えてくれるのはロボット。ロボットは記者たちに挨拶してくれるだけでなく、その日の競技内容や天気といった情報を紹介してくれる。記念撮影をすることもでき、その写真は背後にある大型ディスプレイに映し出すこともできる。他にも記者たちの冬季五輪の取材状況を記録し、撮影後にメールボックスに送信することも可能だ。
鉄道駅や公共交通機関のハブ施設、会場といった場所には、道案内ロボットが設置された。これらのロボットは5ヶ国語に精通しており、外国人でも簡単に利用することができる。冬季五輪はさらに、韓国語など8ヶ国語の通訳サービスを提供することができるAI翻訳アプリをリリース。ユーザーの声を認識するほか、写真の文字を読むことで、自動的に翻訳する。このように平昌五輪はハイテクサービスを通じて、ボランティアへの依存を大幅に減らした。
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