デジタル地図・ナビゲーションサービスの「高徳地図」と交通運輸部(省)科学研究院、クラウドコンピューティングサービスとソリューションを提供する「アリババクラウド」は18日、「2017年度中国主要都市交通分析報告」を発表した。これによると、2017年、中国国内78都市の交通渋滞は、2016年に比べ、横ばいあるいはやや緩和され、全国都市の交通渋滞は改善の傾向をみせており、主要都市の渋滞は全体的に2015年のレベルに戻っている。新華社が伝えた。
報告によると、交通ビッグデータを分析して得られた結果では、全国各都市における2017年の交通渋滞レベルは、全体的に前年比2.45%低下、2015年のレベルにまで改善された。2016年より渋滞が緩和された都市の割合は51%、ほぼ横ばいだった都市は27%、渋滞が深刻化した都市は22%。通勤ラッシュの混雑状況を観ると、2015年から2017年までの3年間、中国における通勤ラッシュの混雑状況は、年を追うごとに深刻化しており、2017年の渋滞レベルは、2015年比3.3%上昇、夕方の通勤ラッシュの混雑状況は2016年比1.4%低下した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn