実店舗での体験重視傾向が高まるにつれ、多くのコンビニが人気コンテンツとの業界を跨いだ事業提携を始めている。ファミリーマートは北京などで「熱血ヒップホップ団」をテーマとする15店舗をオープンさせた。店内はヒップホップらしい雰囲気で、人気放送中のネットバラエティ番組「熱血ヒップホップ団」とコラボレーションを図っている。北京日報が伝えた。
王府井大街のファミリーマートを取材したところ、店の雰囲気が他店とは全く異なっていた。店の内外の壁には「熱血ヒップホップ団」の壁紙で覆われており、ダンスする人々の姿がプリントされている。中華まんなどの食品の価格のフォントも異なっており、一部の商品に至ってはヒップホップをテーマとするパッケージになっているほどだ。
大人気のコンテンツをテーマにしたコンビニはファミリマートだけではない。ローソンもこれまでにウルトラマンや名探偵コナン、NARUTO、テディベアなどの有名キャラクターをテーマとする店舗をオープンさせている。また今年に入ってローソンと動画サイトのビリビリが協力する「二次元」をテーマとするコンビニが上海でオープンした。店内のインテリアから店員の制服、食品のパッケージのすべてが特製で、店内のボードには人気のセリフが貼られている。また店内にはビリビリの関連商品も並べられている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月23日
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