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「無人経済」、利用者は情報の安全とプライバシー保護に懸念も

人民網日本語版 2018年03月27日14:42

「無人スーパー」や「ミニカラオケ」、「セルフフィットネスルーム」、「スマート宅配受取キャビネット」など、「無人経済」の急発展は人々の消費をよりスピーディーかつ便利にしている。しかし「無人」モデルの消費には、一部の問題がある。例えば問題があった場合に誰に問い合わせるのか、プライバシーが漏洩することはないかなどだ。中国青年報が伝えた。

中国青年報社社会調査センターは問巻網と先週、2008人の回答者を対象に調査を実施した。「無人経済」の体験に満足しているは76.2%で、「無人経済」はタイムリーで便利で多元的な消費体験を提供していると答えた人は60.4%だった。しかし自身の情報安全及びプライバシー保護の問題を懸念していると答えた人も65.4%にのぼった。

「ネットショッピングの達人」の張怡然さんは北京市で勤務する職員で、出勤日は事務所内に控えている必要があるので、大半の宅配便を自分で受け取ることができない。そんな張さんは、「団地内には現在、セルフ宅配受取キャビネットがある。宅配員は本人がすぐに受け取らない小包をボックス内に入れる。24時間内に認証コードで受け取りに行けば良く、安全で費用もかからない」としている。

中国人民大学の4年生、姚政さんは、「学校のすべての学生寮内に自動販売機がある。校内の宅配エリアの発展と規範化により、スマート宅配受取キャビネットが頻繁に使用されている。ショッピングモールに行くと、ミニカラオケや写真セルフプリンターなどをよく利用する」と話した。

調査によると、自動販売機(56.0%)は、回答者が最もよく目にする「無人経済」モデルとなっている。その他は、無人コンビニ(36.7%)、スマート宅配受取キャビネット(30.0%)、無人ロッカー(27.9%)、写真プリンター(24.5%)、UFOキャッチャー(21.9%)、マッサージチェア(21.8%)、自動洗車機(21.2%)、ミニカラオケ(20.1%)などとなっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年3月27日

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