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「スラムダンク」新装再編版に続き「名探偵コナン」も連載再開!

人民網日本語版 2018年04月04日16:53

「スラムダンク」の桜木花道や流川楓、赤木晴子、そして「名探偵コナン」のコナンや毛利小五郎、毛利蘭。彼らは中国でも長年にわたって不動の人気を誇っている日本のアニメ作品のキャラクターたちだ。そして中国の80後(1980年代生まれ)や90後(90年代生まれ)の人々にとって少年時代と青年時代の良き思い出となっている。そんな「スラムダンク」は22年前にすでに最終回を迎え、「名探偵コナン」も昨年末から、作者・青山剛昌の病気療養のため休載していた。しかし「スラムダンク」は6月にも新装再編版が発売、また「名探偵コナン」はその連載が4月11日発売号から再開することがこのほど発表され、日本アニメファンにとってうれしいニュースが続いている。北京青年報が報じた。

31巻のコミックを20巻に再構成した「スラムダンク」発売へ

「スラムダンク」は、漫画家・井上雄彦氏による高校バスケットボールを題材にした少年漫画。「週刊少年ジャンプ」で1990年(42号)から96年(27号)にかけて連載され、その単行本は17ヶ国・地域で出版されている。「キャプテン翼」、「タッチ」と共に日本の三大スポーツ漫画と称されている。96年6月17日に発売のジャンプに掲載された「スラムダンク」の最終回では、インターハイ2回戦で、湘北高校が王者・山王工業高校と対戦。終了1秒前に流川からのパスを受けた花道がシュートを決め逆転に成功し、湘北が奇跡的な逆転勝利。しかし、3回戦では山王工業高校との死闘で力を使い果たしてしまった湘北高校が愛和学院に惨敗し、インターハイを終える形でエンディングとなった。そのため「釈然としない」、「すっきり感がない」と感じたファンが多かった。

今年3月19日、「スラムダンク」の出版元である集英社は、「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念して新聞号外を配布し、その「スラムダンク」版は、「湘北 死闘を制す、優勝候補の山王工業を撃破」という見出しで、花道が逆転のシュートを決めるシーンのイラストを掲載。このイラストに多くのファンが興奮したことは言うまでもない。

そして今月2日には、井上雄彦氏がTwitterで、「今度スラムダンクが『新装再編版』として刊行」することを発表。コミック31巻分を20巻に再構成して刊行するという。単行本は4ヶ月連続で刊行され、6月1日に「チーム湘北編」として1巻から6巻、7月2日に「県大会前編」として7巻から10巻、8月1日に「県大会後編」として11巻から14巻、9月1日に「インターハイ編」として15巻から20巻を発売する。全巻の表紙は井上氏の新たな書き下ろしとなる。「新装再編版」に新たな内容が加えられることはないものの、井上氏書き下ろしの表紙というニュースに、多くのファンが大いに盛り上がっている。

療養終え 「名探偵コナン」の連載再開に

一方の「名探偵コナン」ファンにとってはさらにうれしい朗報が届いた。1994年から「週刊少年サンデー」に24年間で1000話以上連載されている「名探偵コナン」。単行本の発行部数は2億部を超え、96年以降はテレビアニメや劇場版なども次々と製作されている。

ストーリーは、高校生探偵・工藤新一が、ある日遊園地で、謎の組織の取引現場を目撃。組織の人によって毒薬を飲まされ、小学1年生の体となってしまうことから始まる。そして、正体を隠して江戸川コナンと名乗り、蘭の父・毛利小五郎の家に居候したコナンは周囲で次々に起きる事件を持ち前の推理力で解決していく。長年にわたって連載されているにもかかわらず、今も高い人気を誇っており、人気女性週刊誌「an・an」のアニメ&キャラランキング2017」では、「抱かれたい男」部門の4位に「名探偵コナン」の登場人物である赤井秀一がランクインしたほどだ。

しかし昨年末、原作者の青山剛昌氏は「病気療養と充電のため」と、「名探偵コナン」の長期休載を発表した。このニュースにファンらは肩を落とした。しかし、その休載はファンが予想したよりもずっと短く、今月1日には、青山剛昌氏が少年サンデーの公式サイトで、名探偵コナンの連載を今月11日発売号から再開することを発表し、「今日は、エイプリル・フールですが、この文章の中にウソは“ゼロ”なので、ご安心ください」とコメントを寄せた。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年4月4日 

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