北京時間19日夜にイタリア・ローマで開かれた世界重要農業文化遺産システム国際フォーラムにおいて、浙江省湖州市の「桑基魚塘システム」が、国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産(GIAHS)証書を授与された。浙江在線が伝えた。
同システムは湖州市南潯区西部に位置し、面積は約6900ヘクタール。「桑基魚塘」は今から2500年以上前の春秋戦国時代に誕生した。「池の堤に桑を植え、桑の葉を蚕に与え、蚕の糞で魚を養殖し、魚の糞で池の栄養素を高め、その泥を桑の肥料とする」ことによって、多層的・複合的な生態農業循環システムを形成する。その科学的な物質循環利用チェーン、エネルギー多層利用は現在も完璧なシステムと呼べるほどだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月23日
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