中国建築股フン有限公司(フンはにんべんに分)が建設を請け負ったアルジェリアの南北高速道路プロジェクトは、19日に一部区間が開通した。人民日報が伝えた。
今回開通したのは、同公司が建設する53キロメートルの区間のうち22キロメートルの部分。アルジェリア北部メデア県を走り、双方向6車線あり、現地では建設等級が最高ランクの道路になる。
アルジェリア公共事業・交通省のアブデルガニ・ザーランヌ大臣は開通式でメディアに対し、「中国建築公司が建設する53キロメートルの区間のうち約17キロメートルはトンネルか橋梁で、工事は複雑かつ困難だが、22キロ区間が本日開通したことから中国企業が期間内に品質も数量も契約通りに仕上げてくれたことがわかる。当地の経済発展に非常に大きく寄与するものとなる」と述べた。
南北高速道路はアルジェリアを南北に縦断する交通の大動脈。同公司が建設する53キロメートル区間は北部のアトラス山脈を通過する部分で、この高速道路全体で施工が最も難しい箇所といえる。プロジェクトは年内に完成して全線が開通する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年4月21日
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