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北京の大病院、3年以内に「病院での待ち時間30分以内」を可能に

人民網日本語版 2018年05月03日17:02

北京市の三級病院(中国の最高ランクの病院)は、段階的に、「時間帯予約制における病院で診察までの待ち時間を30分以内とする」ことを目指している。市衛生・計画出産委員会と市中医薬局はこのほど、「医療サービスのさらなる改善のための行動計画実施方案(2018-2020年)」(以下、方案)を共同で発表し、今後3年以内に、患者が市内の医療機関を「共通カード」で受診し、医聯体(医療協会)の医用画像や検査、病理検査など各資料や情報をシェアし、検査結果の相互確認を段階的に実現することとしている。北京日報が報じた。

〇診察は予約患者優先

方案によると、北京市内の三級病院は、今後3年以内に、段階的に、時間帯予約制における病院で診察までの待ち時間を30分以内とすることを目指す。二級総合病院は、段階的に、「時間帯予約制における病院で診察までの待ち時間を1時間以内とする。予約患者と紹介患者は、優先的に受診・検査・入院できる。

〇受診後にベッドを離れなくても清算が可能に

方案によると、各医療機関は、「インターネット+」を活用し、スマート病院を建設する。三級医療機関は、患者のニーズに応じて、インターネット情報技術を利用して医療サービスの範囲および内容を拡大し、診療科目に一致し、適した以下のような医療サービスを実施する。

〇インターネット技術を利用して医療サービスプロセスの合理化を絶えず進め、予約診療やモバイル決済、ベッドを離れなくてもその場で清算、診療時のアドバイス、診療結果の検索、情報提供などスピーディなサービスを患者に提供する。

〇ウェアラブル端末を利用して、患者や重点経過観察患者を対象とした遠隔モニタリングや遠隔指導を実施し、オンライン・オフライン医療サービスの有効な結合を実現する。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月3日

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