埼玉県は現在、男性も日傘をさしやすい環境作りを推進するため「日傘男子広め隊」を立ち上げ、PRに取り組んでいる。新華社が報じた。
埼玉県熊谷市では7月23日、日本観測史上最高となる気温41.1度を観測した。男性が熱中症にならないようにと、同県は男性用日傘の普及啓発を行っている。同県の職員である栗原良治さんは、「これまでは日傘は女性のものと思っていたが、今は動く日影だと思うようになった。日傘をさすととても涼しい」としている。
しかし、一部の男性にとっては、熱中症になる心配よりも、日傘をさすことによる恥ずかしさのほうが心配の種であるようだ。加藤茂枝さん(23)は、「女性っぽくなるので、日傘はさしたくない。帽子をかぶったり、日焼け止めを塗ったりしている」と話す。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月7日
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