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北京大と清華大の学部卒業生であれば上海定住可能という新政策が話題に

人民網日本語版 2018年08月09日11:04

このほど、「北京大学・清華大学2018年度学部卒業生が直接上海に定住するための基本的な申請条件」の規定が大きな話題を集めている。上海市教育委員会によると、卒業生及びその受け入れ企業は「上海市民以外の2018年度学部卒業生の上海での就業に関する通知」に定める「基本的な申請条件」の規定を満たさなければならず、その条件を満たせば、すぐに上海に定住することができるという。新華網が伝えた。

上海の人材に対する新政策が議論の引き金に

上海市の大学卒業生就職連合会議がこのほど、「上海市民以外の2018年度大学卒業生の上海での就職による戸籍申請の評定方法」を制定・公布し、北京大学と清華大学を試験ポイントに設定し、中国のハイレベル大学の2018年度学部卒業生に対して、基本的な申請条件を満たすことで直接上海での定住を可能にするための優先ルート政策の構築を模索している。2018年における同政策対象者の申請受付期間は2018年12月31日まで延長されている。

この規定が明らかになると一時期、「北京大学・清華大学」と「学部卒業生」がホットワードとなった。あるネットユーザーは、「北京大学・清華大学の学部卒業生が直接上海に定住できるというのがこの二大学の特権の象徴となる」とコメントを寄せた。また、新政策が学部卒業生という点を強調していることで上海での定住条件をさらに厳しくしていることに対して指摘する声もあり、さらには、学部、修士課程、博士課程の教育レベルと学生の能力に関する議論まで生じている。


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