修繕後の養心殿の見所は?
養心殿は修繕後に一般開放される時、本来の状態を忠実に再現し、開放範囲も以前の30%から80%以上に拡大するという。来場者は本来の状態に戻された室内を見学し、建物やその環境、美術品などを鑑賞することで、皇帝の暮らしぶりや歴史の息吹を身近に感じることができるようになる。
養心殿の室内には文化財1890点が保管されており、その内訳は、書画類が194点、紡織類が304点、金属類が約600点、時計類が23点となっている。その他、殿外の文化財には、金属類18点、石類2点、古樹・名木15本があり、故宮にある文化財のジャンルのほとんどをカバーしている。
養心殿の主体は、明代の官式建築で、内装には満州民族のコンドル文化が取りこまれているほか、西洋から伝わった絵画も飾られ、清の宮廷特有のアートスタイル「通景画」が一般公開されることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年9月4日
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