清新福建(日本)海外PRセンターと日本創世紀株式会社が企画した日本のメディアと観光業界関係者からなる視察団一行23人が今月1日に福建省の廈門を訪れ、廈門や龍岩、■田(■は草かんむりに甫)、福州などを訪問して、福建省の歴史、文化、名所・旧跡の魅力を肌で感じている。中国新聞網が報じた。
日本創世紀株式会社の楊麗玉代表によると、中国福建省南西部の山岳地域にある福建土楼や廈門(アモイ)の鼓浪嶼(コロンス島)などの世界遺産、福建省■田県の媽祖文化、福州市の三坊七巷などの景色は日本人観光客からの人気が高いという。
2017年、福建省旅游(観光)発展委員会から委託を受けた日本創世紀株式会社は日本で「清新福建(日本)海外PRセンター」を立ち上げた。同センターが設置されるのはマレーシア、インドネシア、米国に続いて4ヶ国目、東アジアでは初めて。同センターを設置することで、日本における福建観光市場をより一層盛り上げることをその目的としている。
楊代表は、「福建省は観光資源がとても豊富。双方が交流、提携を強化し、資源を補完し、観光客を送り合い、両地の観光産業の発展を促進することを願っている」と話す。
日本新華僑報の記者・林道国さんは、「ここ数日の視察を通して、福建省の人々はもてなしの精神に富み、景色はのどかで、景観も美しく、お茶もとてもおいしいと感じた。今回の旅で感じたことを日本の人々に伝えたい」と話した。
福建省の業界関係者は、「福建省にとって日本は主な訪中観光客の送り出し国。また、日本も福建省の人々にとって人気の海外旅行先で、双方の良い提携の基礎ができている。双方は、観光客の送り合い、市場開発、商品開発、サービスの最適化などの面で交流を強化することができ、さらに大きな提携の余地がある」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年9月6日
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