今年の台風21号が4日昼頃、日本の徳島県南部から上陸した。この25年ぶりと言われている「非常に強い」台風の影響で四国や近畿などが強風と雷雨に見舞われ、一部の海域で高波が発生するとみられている。日本の気象部門は住民に警戒し、安全を確保するよう呼びかけている。新華社が伝えた。
強風の影響で、東京駅と新大阪駅を結ぶ東海道新幹線、新大阪駅と広島駅を結ぶ山陽新幹線が4日、全面的に運転を見合わせた。また関西空港では瞬間最大風速が52.5メートル毎秒に達し、現地では過去最大の風速となった。海水が空港の滑走路に流れ込んだ影響で、関西空港は閉鎖を余儀なくされている。
日本の関連部門は強風・豪雨・高波や、大雨に伴う河川の氾濫や地すべりなどに警戒するよう呼びかけている。安倍晋三首相は台風に伴う災害に備え、同日の福岡県視察を取りやめた。
大阪の中国総領事館も公式サイトで、気象予報情報に注意し、危険エリアへの移動を避け、台風に備えるよう中国人に警戒を呼び掛けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月5日
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