中国人科学者がリンゴの酸度を左右する遺伝子を発見

酸度は果物の味と品質を決める主な要素の一つ。リンゴはなぜ酸っぱいのかという問題について、中国科学院武漢植物園はこのほど、リンゴの酸度の遺伝に関する研究で進展を実現し、リンゴの果実の酸度が形成される複雑なメカニズムを明らかにした。新華網が伝えた。

同植物園の果樹分子育種学科学研究チームはこれまで、リンゴの果実の酸度を制御する主要遺伝子「Ma1」を発見していた。科学研究者はこのほど、栽培リンゴのMa1ポイントの遺伝子型が純ホモ接合性に属するが、果実の酸の含有量が多く、酸味が強いことを発見した。

韓月彭研究員は、「これらの突然変異品種の果実の発現と候補遺伝子の関連性の分析などで、リンゴの果実の酸度をコントロールする遺伝子を発見した。これはリンゴの酸の含有量と大きく関わる。この研究の発見により、リンゴの果実の酸度の変異を説明できる」と話した。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年9月12日