〇テスト週間に備える中山大学生
中山大学をはじめとする大学生は授業開始前に、大学院受験関連資料・書籍を早々と買い揃え、新年度からテスト週間に思いをはせている。一方、ランキング下位の四川音楽学院の学生は、ややこの結果に不満を覚えるかもしれない。彼らは決して勉強が嫌いというわけなのではなく、ただ彼らにとって楽譜は山のような学習用の教材とは比べようもないほど大切なだけで、一つの譜面をボロボロになるまでめくって練習して初めて1つの曲をマスターすることができるからだ。
北京体育大学、北京郵電大学、北京師範大学は、運動好きランキングの上位3校で、スポーツ用品の1人あたりオンライン購入額は、400元を上回っている。ランキング最下位の華中師範大学の学生は、摂取カロリーを燃焼するのに精一杯運動すべきだろう。
アジア大会のeスポーツで、中国は見事に優勝を果たした。この快挙は、大学生たちがますます向上させているその入力スピードと切っても切り離せない。コンピューター教育に重点を置く大学の一つである電子科技大学の学生は、コードを書くスピードが速く、eスポーツでもその腕をさらに発揮している。
ヘルスケアを重視する今の時代、大学生もその例外ではない。北京外国語大学の学生は、最もその傾向が高く、ヘルスケアに費やす額は、1人あたり約450元と、第2位の浙江大学の6倍に上った。
〇学年が上がるほど高まる購買力
ビッグデータによると、「00後」の学生で寝室の改造に最も熱を入れているのは、吉林大学などの大学で、彼らは居住環境を整えてはじめて気持ちよく勉強に集中できるようだ。
男子学生が女子学生用の商品を購入するのは、好意を伝えるために贈るプレゼントというケースが最も多い。ショッピングサイトで女子学生が男子学生用の商品を購入する、あるいは男子学生が女子学生用の商品を購入する事例の大まかな統計から、「不精確な独り身ランキング」が導き出された。北京航空航天大学に通う女子学生が人気トップで、「彼氏いない」率が最も低い。一方、華東師範大学には、「彼氏がいない女子」が多かった。「彼女がいない男子」が最も少なかったのは中央音楽学院で、芸術肌の男性は魅力的であるという事実を裏づけている。中国海洋大学の学生は、男女いずれも、「彼氏がいない女子」、「彼女がいない男子」ランキングのトップ3に入った。
注目すべきは、男子学生が女子学生のために支出する額は、女子学生が男子学生のために使う平均額より10%多かった点だ。
デジタル製品についてみると、某通販サイトのビッグデータによると、総合大学の学生の間ではノートパソコンの人気が高く、理工系大学の学生はスマートウォッチやブルートゥース搭載イヤホンを買う傾向が高く、文系の大学の学生の間ではスマホとプロジェクターの人気が高く、教育大学では「美顔カメラ」が持てはやされていた。
また、学年の違いで消費力にも差があることがビッグデータから明らかになった。全体的に、学年が上がれば上がるほど、購買力も高くなっている。しかし、「00後」の新入生がコンピューター購入に費やす金額は大学院生の消費金額に追いつく勢いで、平均約6千元に達している。新世代は強大な消費勢力を携えて、舞台のセンターに躍り出ようとしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月15日
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