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「甘いモノ」は朝食に食べるのがベスト

人民網日本語版 2018年09月19日11:15

ダイエット中の場合、チョコレートやケーキ、ビスケットの摂取は、心を鬼にして控えなければならないのだろうか?イスラエル・テルアビブ大学医学部の研究チームによる最新研究から、甘い食品は、朝食時に摂れば、ダイエット計画に悪影響を及ぼさないだけではなく、ダイエット成功後もリバウンドする確率が低いことが判明した。生命時報が伝えた。

研究チームは、糖尿病に罹患していない肥満の成人193人を2つのグループに分け、うち1グループには、わずか300キロカロリーの低炭水化物食品を朝食に食べてもらった。別のグループには、約600キロカロリーの、チョコレートやケーキなどのスィーツを含む高タンパク・高炭水化物商品を食べてもらった。32週間にわたる実験ののち、2グループの人々はいずれも、15キロの減量にみごと成功した。ただし、第1グループは痩せた後、平均10キロリバウンドした。2番目のグループは、さらに9キロ痩せた。

研究チームは、「朝は、身体の新陳代謝が最も活発な時間帯であり、体内のカロリーをより多く燃焼することができる。朝食を食べることも、体内の食欲増進ホルモンを抑制する役割を果たす。このほか、甘いモノを食べたいという欲望をあまり厳しく押さえつけると、心理的な満足感を全く得ることができず、長期的に見ると、甘いモノに依存しやすくなる。朝食を摂ることで食欲を適切に満たせば、一日中食べ物のことばかり考えずに済む」と指摘した。

厳しいダイエットは、最初は効果があると感じられるが、長い目で見ると、挑戦した人のほとんどが途中で挫折し、リバウンドが生じる。ダイエット計画は、実情に見合ったものであってこそ、長期的な好ましい生活習慣を確立することができる。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年9月19日 

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