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IT系男性が妻のために朝食作り 90日間重複しない献立

人民網日本語版 2016年10月21日16:35

質の高い朝食は、都市で働くサラリーマンにとってはぜいたくなものだ。テンセントはこのほど、公式微博(ウェイボー)上に商品管理の考え方を応用して妻のために朝食を作っている某IT系男性に関する記事を掲載した。朝食の献立は、90日間、一切重複しておらず、多くのネットユーザーから称賛が寄せられている。北京日報が報じた。

今から3カ月前、テンセントに勤務するIT系男性の劉大強さんは、他の多くの人々と同様、朝食は出勤途中に立ち寄るコンビニや小さな飲食店で間に合わせていた。もちろん食べないときもあった。このように不規則な朝の食生活は、妻である斯嘉麗さんの怒りを買うこととなった。この些細な問題が、一度は、愛情に関わる大問題にまで拡大したこともある。そこで、夫妻は十分に話し合った結果、一つの決定を下した。それは、「普段学んでいる商品知識を朝の食生活の改善に応用すれば良い」という劉さんが思いついたアイディアに基づいたものだった。

夫妻はこれについて、細かい点まで友好的に話し合いを重ね、最終的に、「美しい料理の写真が撮影できる」「手早く作れる」「和食系」といった朝食作りをめぐる優先事項を確定した。奥さんの「和食」に対する強い思い入れを考慮して、劉さんは「無印良品」の設計コンセプトを詳しく研究し、黒いランチョンマットと柳宗理デザインの食器を購入し、ス―パーで買う食材ストックも切らさないようにした。また、料理に要する時間を短縮するため、主に、色鮮やかな野菜・果物や簡単に調理できる半加工品を買うことにした。

朝食の写真が公開されると、微信(Wechat)のソーシャル機能「モーメンツ」には、多くの称賛の声が寄せられた。劉さんは、周囲の一部の友人にも影響を及ぼした。母親である数人の友人からは、「これまで子供にちゃんとした朝食を作ってあげたことがなかった」と反省の声が寄せられた。また、劉さんも「毎朝、朝ごはんを作って食べるようになってから、夫婦で過ごす時間が増え、2人が交流する中身や意義が深まった」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年10月21日

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