世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)がこのほど発表した報告書「2018年都市観光および観光業の影響」では、世界72都市の観光経済が分析されており、重慶など世界で観光業の発展スピードが最も速い十都市が明らかになった。中国放送網が伝えた。
報告によると、GDPに対する観光業収入の直接的な貢献から見て、世界で観光業の発展スピードが最も速い十都市は、順に、重慶、成都、上海、ラゴス(ナイジェリア)、広州、テヘラン(イラン)、アブダビ(アラブ首長国連邦)、イスタンブール(トルコ)、ホーチミン(ベトナム)、ムンバイ(インド)だった。
また、報告では、旅行市場の規模によるランキングが発表された。世界十大観光都市は、順に、上海(350億ドル)、北京(325億ドル)、パリ(280億ドル)、オーランド(248億ドル)、ニューヨーク(248億ドル)、東京(217億ドル)、バンコク(213億ドル)、メキシコ(197億ドル)、ラスベガス(195億ドル)、深セン(190億ドル)だった(1ドルは約112.7円)。
重慶市文旅(文化・旅遊)委員会は、「重慶は、観光業発展のアップグレードバージョンを全力で構築し、世界の有名観光目的地を建設することを計画している」と指摘。大まかな統計データによると、今年1月から9月までの期間、国内外から重慶を訪れた観光客は、前年同期比10.82%増の延べ4億1千万人、観光総収入は同28.56%増の3004億5700万元(約4兆8600億円)にそれぞれ達した。このうち、入境観光客は同9.28%増の延べ278万8100人だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn