税関総署の公式微博(ウェイボー)によると、今月1日から、個人が手荷物として携行した輸入品、または個人が郵送した輸入品などの小口貨物の69.7%に対する関税を引き下げ、スーツケース、化粧品、抗がん剤など260の対象品目の輸入関税の税率がそれぞれ引き下げられた。中国新聞網が伝えた。
税関総署によると、今回の税率調整で関税が引き下げられた物品は260品目に上り、課税対象の373品目の69.7%にあたる。また新たに12品目が加わり、101品目の税率は据え置かれたという。
具体的な内容をみると、アルコール、タバコ、繊維製品、スーツケース、靴類、時計、化粧品、家電、カメラ機器、音響・映像製品など259品目に及ぶ日常的によく使用される消費財が対象で、税率は30%ないし60%から25%ないし50%に引き下げられた。このほか薬品は30%から15%に、中国薬用酒は60%から15%に、抗がん剤は30%から3%になる。税関総署は、「『抗がん剤の付加価値税政策に関する通知』に基づくと、抗がん剤とは国の薬品監督管理当局の認可を受けて登録された抗がん剤および抗がん剤の原料を指す」と強調した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月5日
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