中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は7日の定例記者会見で、米中間選挙の結果が中米関係に影響を与えるか否かについて「中米双方の間には、中米関係の健全で安定した発展を保つことの重要性と必要性について、すでに共通認識がある」と明確に表明した。
【記者】米国で中間選挙が行われ、共和党が引き続き上院を押さえ、民主党が下院をコントロールすることになった。これについてコメントは。選挙結果は中米関係にどのような影響を与えると考えるか。
【華報道官】米国でこのほど行われた中間選挙にわれわれは留意している。これは米国の内政であり、コメントはしない。
中米双方の間には、中米関係の健全で安定した発展を保つことの重要性と必要性について、すでに共通認識がある。米各界の識者も、これについて認識を共有している。中米関係が健全で安定した発展を保つことは両国及び両国民の根本的利益にかなうだけでなく、アジア太平洋地域、さらには世界の平和・安定・繁栄にも資する。
中国側は米側と共に努力して、相互尊重を基礎に溝を適切に管理・コントロールし、互恵を基礎に実務協力を拡大し、中米関係の正しい方向に沿ったたゆまぬ前向きな発展を推進したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月8日
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