台湾当局のいわゆる「国防次官」が米国で「米台国防産業会議」に出席したことについて、外交部(外務省)の陸慷報道官は10月31日の定例記者会見で「中国側は米側に対して、台湾地区とのいかなる形の公的往来や軍事的結びつきも止め、台湾地区への武器売却を止めるよう求める」と述べた。
【記者】報道によると、台湾当局のいわゆる「国防次官」が10月下旬に米メリーランド州で年次「米台国防産業会議」に出席した。米国防総省高官も会議に出席し、発言した。これについてコメントは。
【陸報道官】中国側は米国と台湾地区によるいかなる形の公的往来や軍事的結びつきにも反対だ。この立場は一貫した、明確なものだ。
われわれは米側に対して、「一つの中国」原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定をしっかりと順守し、台湾地区とのいかなる形の公的往来や軍事的結びつきも止め、台湾地区への武器売却を止めるよう求める。中米関係と台湾海峡の平和・安定が損なわれることのないよう、米側が台湾地区に関わる問題を慎重に取り扱うことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月1日
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