上海税関が25日に発表した最新の情報によると、120平方キロメートルの面積しかない中国(上海)自由貿易試験区が、今年1〜10月には上海市の輸出入額のうち42.9%を生み出したという。新華社が伝えた。
同税関の統計によれば、同試験区が設立されてから5年が経ち、税関に登録された新規設立企業数は累計1万9千社を超え、税関登録企業数は全体で2万8千社を超えた。今年1〜10月の同試験区の輸出入額は1兆2100億元(約19兆7155億円)に上り、前年同期比5.8%増加した。
説明によると、税関が同試験区で率先的に推進してきた「先に試験区に入居し、後から税関に報告する」、「個別に配送して集中的に報告する」、「倉庫に保管された貨物を状態に応じて分類して監督管理を行う」、「原産地証明を円滑化する」といった一連の革新的制度がすでに成熟して固定化され、このうち33項目は全国でも再現され、普及している。
ドイツのマン・ディーゼル・アンド・ターボ上海ロジスティクス社は、上海自由貿易試験区の洋山保税港区における船舶保税メンテナンス業務の最初の実証実験企業だ。これまでにマングループが同試験区で行った増資の規模は1億5千万元(約24億4511万円)に達する。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月26日
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